【ワールドクラスのオンサイト(一社)研修】
顧客の期待に応えるソリューション構築のためのビジネス分析手法
コース番号:423B
日数:2日間(ご希望に合わせた日数・内容のカスタマイズが可能です)
形態:ワークショップ
PDU:14PDU (Ways of Working: 8PDU, Power Skills: 0PDU, Business Acumen: 6PDU)
CDU:14CDU
研修コースの概要
ビジネス分析は、プロジェクト全体を推進する不可欠なプロセスです。適切なビジネス分析活動を実施することで、顧客のビジネス戦略とシステム開発のギャップを埋め、「正しいシステム」の構築が可能となります。また、適切なビジネス分析活動を通じて、顧客組織内の経営幹部、実務担当部門、情報処理システム部門といったステークホルダーと、ソリューション開発ベンダーとの一体感が醸造され、プロジェクトの立ち上げがスムーズに実施されます。そして、顧客への提案活動の過程においても、早期に顧客から信頼されビジネスチャンスを具体化出来る可能性が高まります。
このコースは、ビジネス分析に関する基礎的知識を獲得します。顧客のビジネス目標をサポートするプロジェクトを立ち上げるために、明確に定義されたビジネス分析のフレームワークを適用する方法を学習します。
この研修では次のスキルが習得できます
- ビジネス分析のフレームワークを理解し適用する
- ビジネス戦略に合致したプロジェクトの目標、スコープ、要件の優先順位判定基準を策定し、プロジェクトの立ち上げをスムーズに実施する
- 業務レベルでの広い視点を持ちながら、システム化の構想を策定する
この研修の対象者
プロジェクト・マネジャー、顧客要件取り纏め担当者、社内情報システム担当者、プレ活動担当者、プロセス改善担当者などが対象です。
コース内容
顧客の期待に応えるソリューション構築のための考慮点
- 顧客は何を求めているのか
- 顧客プロジェクトのタイプ
- ビジネスゴールとビジネス要件
- プロジェクトの目標設定
- ビジネス分析とは
- ビジネスアナリシス知識体系ガイド
- ビジネスアナリシスのプロセス
- 業務フロー図とは
- BPMNによる業務フローの記述
- 業務改善とプロセス改善
- 改善ポイントを見つけるための着眼点
- 改善ポイント指摘例
- 代替案と評価方法
- ソリューションの考え方
- 前提条件の明確化
演習の内容
このコースでは、以下の点を目的とした演習を行います。
- ビジネスアナリストの理想像を考える
- ビジネスアナリスト知識体系ガイドの知識エリアと要件定義作業フローの関係を考える
- 業務フロー図作成と改善
受講者の声
「ビジネスアナリシスの知識体系の説明に加えて、実体験に基づいた例や具体的な使い方を教えていただけたので理 解が深まりました。次週から実際に活用しようと思います。」
「分析について知らなかったことが多く、ためになりました。今までの仕事の中でも手法を知らず我流でやっていたことや、失敗した際にこうすれば良かったと思うような気付きがあり、分かりやすく学べました。」
「普段の業務で行っていない戦略やお客様の期待について、講師の説明や、グループ演習を通じて他メンバーの意見を聞くことができ、視野を広げることができた。」
「あまりこの分野は体系的に学んだことがなかったが、有益な知識をいただいた。今後の To Do をまとめる時間で、講義の内容の実務で活用できる部分の多さに改めて気付かされました。」
「単なる分析手法の説明だけでなく、ビジネスとしての進め方、顧客との関係について認識を深めることができた。」
「全体として、新しい発見と、改めて思う大切なポイントがあり、これからの業務で活かせるヒントをもらえた。」
「『顧客の期待に応える』という漠然としたテーマに対し、考え方やすべきことが学べて非常に良かった。」
「顧客への提案活動だけでなく、普段の仕事における問題や課題を明確化することにも使えると思うので、教わった手法や考え方を活用していきたい。」
「単なる業務フローの可視化や分析という話ではなく、ビジネス観点での重要なポイントを知ることができて良かった。」
「真の顧客要求の引き出し方、相手の背景の知り方が非常に参考になった。」
211 | ビジネスアナリシス概論 |
---|---|
423O | ユーザー要件の識別と確認:プロジェクト成功へのカギ |
297U | ソフトウェア開発を成功させるユーザー要件とシステム要件 |