【ワールドクラスのオンサイト(一社)研修】
ソフトウェア開発を成功させるユーザー要件とシステム要件
コース番号:394U
日数:2日間(ご希望に合わせた日数・内容のカスタマイズが可能です)
PDU:14PDU (Ways of Working: 8PDU, Power Skills: 2PDU, Business Acumen: 4PDU)
CDU:14CDU
研修コースの概要
本コースでは、ソフトウェア開発のユーザー要件とソフトウェア要件を把握するために必要な知識とスキルを習得します。参加者同士のディスカッションや講師からのフィードバックにより、参加者が要件定義フェーズでの業務改善のヒントに気づいてもらうことに重点を置いています。
この研修では次のスキルが習得できます
- 実績のある方法論を使用して、ソフトウェア・オリエンテッドなシステムについてユーザー要件とソフトウェア要件文書を作成する
- ユースケースを適用したユーザー要件の把握
- インターフェース要件の記述方法
- プロセス要件の記述方法
- 非機能要件の記述方法
この研修の対象者
ソフトウェア要件をとりまとめる方、または要件定義フェーズを管理する方々を対象とする。
コース内容
要件とは
- 要件定義
- 要件の分類
- 要件定義のプロセス
- ユースケース図
- ユースケース記述
- インターフェース要件とは
- システム間インターフェース要件
- ユーザーインターフェース要件
- データ要件とは
- データモデルの記述方法
- データモデルを作成する手順
- プロセス要件とは
- 機能一覧
- バッチ処理に関する要件
- 非機能要件とは
- 品質評価モデル
- システム基盤の非機能要件グレード
- 非機能要件をまとめる際の注意点
演習の内容
- 要件定義プロセスにおける問題点
- ユースケース図とユースケース記述の作成
- インターフェース要件のとりまとめ
- データ要件のとりまとめ
- プロセス要件のとりまとめ
- IPAシステム基盤の非機能要件グレードの利用
受講者の声
「今まで経験則で、あるいは思いつきで要件を定義していたが、本研修では体系化された内容になっているため、まとめた要件を正当化、説明できるようになった。」
「簡易なケース設定であるにも関わらず、実習で実務において出現しそうな問題が出てくるのは、とても役に立ったし、驚きでもあった。」 「説明とグループワークの配分が良かったため、最後まで集中力を切らさずに受講できました。内容も今現在の担当業務で抱えている問題の解決になるアイデアが浮かんできたので良かったと思います。」 「課題や質問に対し、1つの考え方ではなく、解決のための考え方やヒントを説明していただき、気づかされることが多かった。」 「ユーザー要件、システム要件への落とし込み、フェーズに応じたモデリングの利用が体験できてよかった。それぞれが繋がっていることが分かったので、今後の開発案件で活用していきたい。」 「ユーザー要件の獲得からシステム要件などへの落とし込み方法まで広い範囲で知識を得て、現在の自身の仕事の進め方とのギャップを認識することができた。」 「要件定義をしていくうえでのプロセスを学ぶことができた。職場に適用できるところはすぐに行っていきたい。」 「世界で標準的な要件整理の方法が得られた。」
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