不確定な状況下でプロジェクトを成功させるリスク・マネジメント
コース番号:423R
日数:2日間(ご希望に合わせた日数・内容のカスタマイズが可能です)
形態:ワークショップ
PDU:14PDU (Technical: 13PDU, Leadership: 1PDU, Strategic&Business: 0PDU)

研修コースの概要

どんなプロジェクトにもリスクはつきものです。プロジェクトを成功させるには、不必要なリスクをなくし、避けられないリスクについてはその影響を少なくし、逆に計算されたリスクを取って機会に結びつけることが必要です。トラブルが発生してから火消しに追われるのではなく、プロジェクトの途中で発生するリスクを的確に管理する方法を身に付けることにより、納期を守り、予算内に、必要な品質を備えた成果物を納入することができます。

このコースでは、PMBOKをベースに現在実施されているリスク・マネジメントの振り返りを行います。リスク・マネジメント・プロセスに対して理解を深めるだけでなく、受講者ご自身で各自のリスク・マネジメント・プロセスに関する改善点を考えます。

Project Management Institute

この研修では次のスキルが習得できます

  • PMBOKガイドをベースに現在実施されているリスク・マネジメントの振り返りを行い、リスク・マネジメント・プロセスに対して理解を深める
  • リスク・ブレークダウン・ストラクチャーの作成とリスクの特定への利用
  • リスク登録簿を活用したリスクの監視とコントロール
  • リスク・マネジメント計画書の作成と活用
  • リスク成熟度モデルを利用したリスク・マネジメントに関するプロセス改善

この研修の対象者

基本的にはITSSレベル4以上でプロジェクトマネジメントに関する基本的な知識をお持ちの方を対象にしています。「より複雑で大きなプロジェクト」、「業界でも、我が社でも初めての技術分野」、「初めての顧客、文化の違う企業体との共同プロジェクト」など、幅広いプロジェクトマネジメント層を対象にしたトピックを網羅しており、実践的な演習を用意したコースです。

コース内容

リスクに関する正しい知識とリスク・マネジメント・プロセス

  • リスクに関する正しい知識
  • 効用理論(プロスペクト理論)
  • リスク・マネジメントのプロセス

リスクの特定

  • リスク・ブレークダウン・ストラクチャ
  • リスク・ステートメント
  • プロジェクトに共通なリスク
  • プロジェクト環境のチェックリスト
  • 複数サイトにおけるチェックリスト
  • ソフトウェア開発プロジェクトにおけるチェックリスト
  • プロジェクト固有のリスク

定量・定性手法を用いたリスクの分析

  • リスク分析の狙い
  • リスク評価尺度
  • リスク定量化における影響
  • リスクの等級づけ
  • 発生確率 対 影響度マトリクス
  • 受容できるリスクと受容できないリスク

リスク対応策の策定

  • リスクの回避、受容、緩和、転嫁
  • リスク対応策の評価
  • コンティンジェンシーの算出

リスク登録簿を利用した監視とコントロール

  • リスク登録簿
  • リスクの監視
  • リスクのコントロール

リスク・マネジメント計画書の作成と活用

  • リスク・マネジメント計画書
  • リスク・マネジメント計画書の活用

リスクに強い文化

  • プロジェクト完了報告書
  • リスクに関する知識の共有
  • リスク成熟度モデル

受講者の声

「リスク管理の全体像を把握し、実践するための必要十分な知識を習得できる。」

「単なる座学ではなく、業務への適用を前提とした研修として進めていただき、非常に有効だった。」

「体系的に講義を受け、自分自身の経験に依存していた今までのやり方を見直す良いきっかけとなった。」

「教科書的な知識だけでなく、実践で活かすための考え方がきちんと講義に盛り込まれていた。」

「演習がとても良かった。検討途中で自分と違う意見や考え方などの多くの発見・気付きがあった。」

「講義のペース配分や受講生の理解度の確認が上手で、素晴らしいインストラクタだった。」