ソフトウェアのテストとインスペクション
コース番号:297Q 2日間
研修コースの概要
ソフトウェアの品質を確保するためには、ソフトウェアの作り込み(構築)工程を効果的に行うと同時に、発生した問題を発見し、修正する工程、つまり、テストとインスペクションを開発ライフサイクルの全体で実施していくことが大切です。
このコースでは、テストとインスペクションのアプローチ、テクニック、ツールについて、包括的な理解を身に付けることができます。さらに、クラスで行う実習を通して、テストとインスペクションの手順や手法について、実践的な経験も積むことができます。
この研修の対象者
このコースは、テスト担当者、システムやアプリケーションエンジニア、プロジェクトマネージャ、システムアナリスト、品質管理担当者、その他のソフトウェアの品質を向上させたいと望む人たち向けのコースです。ソフトウェア開発の基本概念を理解している必要があります。
スケジュール
第1日
概念と定義
- テスト
- インスペクションの定義
- テストの段階とソフトウェア開発ライフサイクルとテスト段階の対応
基本的な技法
- テストケースとテストシナリオ
- 同値分析
- 境界値分析
- 意思決定表
- 直交配列
テストの計画と文書化
- テスト計画の立案
- 優先順位付け
- テスト完了戦略
- 文書化の形式と内容
- 構成
インスペクションのプロセス
- インスペクションのプロセスと効果
- 追跡可能性
第2日
単体テスト
- 概念
- スカッフォールディング
- カバレッジ技法
統合テスト
- 統合アプローチ
- カバレッジ
システムテスト
- リスク駆動戦略
- システムテストシナリオ
- 性能テスト
- 負荷テスト
- ボリュームテスト
- ストレステスト
回帰テスト
- ソフトウェア保守の概念
- 選抜した再テスト手法やテストケースの再利用
実習の内容
- 同値分析と境界値分析
- 意思決定表
- 文書のインスペクション
- 命令と分岐のカバレッジ
- 統合テストアプローチ
- システムテストのアプローチ、戦略、技法
担当講師のコメント
ソフトウェアの品質向上のためには、テストやインスペクションを効果的に実施していく必要があります。しかし、組織によっては、先輩の行動をまねながら、あるいは、自己の経験や勘に基づいてといったテストを行っているケースも少なくありません。
このコースでは、基本的な技法や内容を確認しながら、グループ実習で実践的な内容も体験できます。コースを通じて、外部にテストを委託をする場合の留意点にも気付くことでしょう。組織や自分のテストやインスペクションのプロセスを振り返りながら、改善点を見つけ出していただけます。

