ソフトウェア開発プロセスの抜本的改善
-個人から組織へ-
コース番号:312C 4日間
この研修では次のスキルが習得できます
- 現在の開発環境を評価し、その問題点を理解する
- ソフトウェアの品質を量的に評価する基本要素を理解する
- ソフトウェア開発プロセスを構成するインフラストラクチャの概要を理解する
- CMMおよびCMMi で提唱されているプロセス改善のフレームワークを理解する
- PSPを基にして、個人の開発プロセスを評価し、改善の方向を確立する
- TSPを基にして、チームの開発プロセスを評価し、改善の方向を確立する
研修コースの概要
ソフトウェアの開発現場では、さらに高度化、複雑化するソフトウェア製品をますます短期間に開発することが要求されています。このとき、最終的な製品の品質は、その開発体制の成熟度に大きく左右されることはCMM (Capability Maturity Model) やISOなどの観点から明確にされてきました。この成熟度の向上には、プログラム言語や開発技法といった技術的な課題はもとより、構成管理、工程管理、またプロジェクト管理といった総合的な開発プロセスが重要な役割を担ってきます。ところが実際の開発現場では、組織的なプロセスを確立していく工程と、目前の製品開発の工程とが一致しない、また個人としての努力と組織としての目標が噛み合わない、といった現実的な問題が起こってきます。
このコースでは、ソフトウェア開発プロセスの改善方法として、CMMをフレームワークと考え、まず個人としてソフトの品質と工程の改善を図るPSP (Personal Software Process) から始めて、チームとしてソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の各フェーズを規定するTSP (Team Software Process)、そして組織としてプロセスインフラの確立と最適化を推進するCMMi (CMM Integration) という流れを学習します。その中で、それぞれのプロセスの確立および改善に対する個人の役割、チームの取り組み方、また組織のあり方を検討していきます。そしてこうした考え方を応用することによって、それぞれの開発現場でのプロセス改善の方向を確立し、実現していく方法を考察します。
この研修の対象者
このコースは、ソフトウェアの開発に直接携わっている技術者、およびプロジェクト管理もしくはプロセス改善の推進に関わっている技術者および管理職の方々を対象としています。現在の開発体制ならびに開発プロセスに問題意識を持ち、その改善方法を検討していきたいと思っている方々、また個人もしくはグループの開発能力を具体的に把握したいと思っている方々には、ことに有益です。
研修コースの内容
ソフトウェア開発における問題の認識 ソフトウェア開発の現状 なぜソフトウェア開発は遅れるか チームと組織文化 プロジェクトマネジメント ソフトウェアの品質 開発体制の整備 ソフトウェア開発の技術的要素 プログラミング言語 ソフトウェア開発技法
ソフトウェア・アーキテクチャ ソフトウェア再利用 品質の技術的な側面 ソフトウェア開発のプロセス要件 ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)
ソフトウェア構成管理 レビューとインスペクション 測定とメトリクス プロセス成熟度
PSP - 個人のプロセス改善 PSPの基本理念
PSPのプロセスフロー
PSPの計画プロセス
PSPの設計プロセス PSPの品質管理
PSPの導入効果 |
TSP-チームのプロセス改善 TSPによるチーム形成
チーム発足プロセス
チーム運営プロセス
TSPの品質管理
TSPの導入効果 CMM - 組織のプロセス改善 PSP/TSPとCMM CMMとCMMi
CMM/CMMiと開発モデル 進捗の評価
組織としてのコミットメント 個人から組織へ チームダイナミックス ロードマップ
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