【落とし穴-2】ステークホルダーや上位管理層による支持の欠如

ステークホルダー・マネジメントのスキル プロジェクトへの重要な支援を受け続ける

ステークホルダー・マネジメントは、プロジェクトの成功に欠かせません。誰が真のステークホルダーであるかをプロジェクトマネジャーが把握していなかったり、プロジェクトの戦略と方向性を決める主要な意思決定者にプロジェクトマネジャーが積極的に働きかけなかったりすると、プロジェクトが失敗する可能性があるのです。戦略的なプロジェクトマネジャーは、ステークホルダーの意見を取り込み、早い段階でプロジェクトの形態を整え、プロジェクトのライフサイクルにわたって支援を得続け、最後までプロジェクトの品質を向上させ続けます。

プロジェクトマネジャーが必要な権限を与えられず、プロジェクトの完了が困難になることも少なくありません。効果的に他者に影響力を発揮する能力は、多くの場合、望む結果を得るための解決策となります。このスキルは、会議やビジネス上の話し合いにおいて、また、新しい施策に向けてビジネスケースを作成して伝えるときに、日常的に用いられています。

合意を形成し、ステークホルダーの期待に適切に対処し、コンセプトや施策を幅広い実行可能な選択肢へとつなげて組織の目標を達成することは、すべて、現代のプロジェクトマネジャーに欠かせないコンピテンシーです。

以下のコースでは、プロジェクトを成功に導くうえで必要とされるステークホルダー・マネジメントの開発を支援します。

ステークホルダー・マネジメントの研修コース

» 上級プロジェクトマネジメント

前提となる研修コース

プロジェクトマネジメントの基礎をまだ習得されていない場合は、ステークホルダー・マネジメントのスキルを向上させる特定のコースを受講する前に、次のコースを受講されることをお勧めします。

» プロジェクトマネジメント:成功のための技能